title:ディエゴ・ロドリゲス

2015年11月13日 金曜日

日曜日にトップチームのリーグ戦最終節を観に行きました！

試合は1-0でインデペンディエンテが勝ち、リーグ戦5位で終わり、来シーズンのコパ・リベルタドーレス(ヨーロッパでいうUEFAチャンピオンズリーグ)の出場権をかけたプレーオフの試合が残っています。是非そのプレーオフに勝ち、コパ・リベルタドーレスに出場出来ると信じています。

そして何より、今日の試合で僕の中で一生残る出来事がありました。それはトップチームの守護神ディエゴ “ルーソ” ロドリゲスのしたことです。

キーパーでPKキッカーのディエゴ・ロドリゲスは先日行われた大会Copa Sudamericana の準々決勝でPKを外し、その後、ミスから失点。敗戦し敗退してしまった事から、ファンたちはディエゴ・ロドリゲスをこんなにもというくらいブーイング。僕は先週トップチームのアウェーの試合に帯同する事ができたので見ていたのですが、先週のアウェーの試合でもスタジアムにいたファンたちにバスを降りた時から1人罵声をくらい試合中もボールを持つ度にブーイング。そんな中でも試合前、小さい子供に写真を頼まれれば笑顔で写真を撮っていました。

そして、この試合0-0で後半93分にインデペンディエンテのPKのチャンスが与えられます。コパ・リベルタドーレスのプレーオフがあったので勝利する事が求められていました。試合中でもボールを持てば、ホームなのにファンからはブーイング。普通の選手ならそんな状況でいくらチームのPKキッカーだからといって蹴りません。でも、ディエゴ・ロドリゲスはブーイングの中PKを蹴り、それを決めました。

僕はその時、こんなカッコいい選手がいるのかと思いました。

アルゼンチンでは、ブーイングは日本では考えられない程の事を言われます。それでも崩れる事なく、そんな状況でゴールを決めたので心に沁みました。こういう事がプロで男の中の男なのだなと思います。

この事は僕は絶対に忘れません！